赤松 病気 治った 剪定 にわーる 山形 造園

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本日は赤松の剪定しました。

2本だったんですが、1本は剪定をする際に、高所作業車が必要になってきたことから、急遽伐採になりました。

が、形はまだ良くないですが、いい松なので10月頃に私のうちに移植することにしました。

色々実験もして見たいし、時代に逆行しようと思ってます。

私の中では、流行りは廃り、廃りは流行り。

度肝を抜いてやりたいと思います。

誰のとは言いません。

ただ、狭いところに生えているので、掘った後、枯れないか心配です。

実際、このお客様の赤松は2本とも、マツモグリカイガラムシというムシに取り憑かれてしまって、枝がグニャングニャンに曲がり、枝の付け根は膨れ上がり、触っただけでポロリと取れる恐ろしい事態になりました。

その時は、キノンドーという殺菌剤とアグロスリン、カルホスをブレンドした薬剤を1ヶ月に1回散布しながら、やっつけました。

本当にほぼ治りました。

私は独立したての頃、同じ病気で枯らしたことがあります。

その時は病名もわからず、ただ枯れていくのを見守るしかありませんでした。

最近感じることは、やはり赤松は古い葉をこの時期に綺麗にするのはヤバイかもしれないということです。

山形は基本的に剪定は1回のお客様が多いので、その時に去年の古い葉をむしり、新芽も切って長さを合わせ、強い芽は付け根から取り除く。

と、いう感じでやってましたが、去年綺麗にしたところは、なんとなく弱ってきてて、アブラムシが多いです。

新芽の下の方の葉っぱも茶色っぽくなり、そこからも養分を使ってるせいで、茶色くなってしまったんだと思います。

予算都合で下側だけ古い葉をむしったお客様の松は元気で青々としています。

まあ、そんな実験も10月に移植する松でやって見たいと思います。


この松を移植します。

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