この記事はナンテンの透かし剪定とベニカナメモチの強剪定の記事になります。
ナンテンの透かし剪定
ナンテンは縁起の良い木と言われています。『難を転じて福となす縁起』ですね。基本的に赤が多いです。冬に丸い赤い実がなり門松に飾るアレです。白色もあり、見分け方としては白の方が葉の色が若干薄いです。黄緑色の方が白で、ちょっと緑が濃い方が赤です。
ナンテンの弱点は樹高が高くなりやすく、上の方にしか葉が付かないので頭でっかちになります。そして冬に雪が積もってしだれます。これが嫌な方は多いと思います。
通路に覆いかぶさるように枝垂れるととても鬱陶しいです。
ナンテンの剪定法は新旧交代がいいです。背の高い幹を切り、下から生えて来ている小さい幹を入れ替えます。高いのは親指くらいの太さがあり、しかも硬くて、密集しているので切りづらいです。
下の写真が剪定前と剪定後です。だいぶ透けました。
次はベニカナメモチの強剪定です。
確か2年前に1度剪定させて頂いたので2年ぶりになると思います。結構伸びていますね。
ベニカナメモチはこの時期真っ赤な新芽が生えてきてすごく綺麗です。この特徴を持った樹種は少ないと思います。
ただ、成長が強い木なので管理が大変です。生垣として植えている方が多く、道路側やお隣との境によくあります。
成長が早いので、道路にはみ出したり、お隣にはみ出したりと、マメに剪定をしてあげないと維持管理が大変な樹種ではあります。
下の写真も道路側にあり、結構伸びていました。
ここまで切り詰めても平気な顔ですぐ元に戻ります。普通刈り込み剪定が主流ですが、太くなってきたりすると透かし剪定もすることがあります。
まとめ
春は新緑の季節です。だいぶ暖かくなってきて新芽がとても綺麗に生え揃ってきています。世の中はコロナ自粛ですが、そんな時こそお庭で家族団欒もいいんでは無いでしょうか?
こんなプランも御用意してあります。是非どうぞ!
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