山形で赤松の剪定と毛虫との戦い にわーる

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何年か剪定してない赤松の剪定作業をやりました。毛虫だらけで100匹は潰したと思います。

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何年か放置の赤松と毛虫

まずは下の写真を見て下さい。どうですか?半端ないでしょ?秘部の白いのは関係ないですよ!

何年も剪定してない赤松や黒松はマツカレハという毛虫が凄いです。毒毛があり刺さると痒くなります。今回も9ヶ所位やられました。脇の下とか首周りとか肉の柔らかい所が被害に遭います。

どうやったらこんなに枝を混ませる剪定ができんのや?

ここまで混んでる赤松も久しぶりに見ました。逆にどうやったらこんな風にできるのか謎です。恐らく、先の方だけちょちょちっと剪定していたのかもしれません。

モサモサになると必要な芽に覆いかぶさって、必要な芽が枯れてしまします。枯れてしまうともう生えてこないので最悪です。

ほんと下の写真みたいな感じが全部の枝なので時間がかかりました。

枯れ枝を切る、ボッキッパチを切る、芽を切るの繰り返しです。

ちなみに、ボッキッパチとは枝を切った時に出来る切り残しです。丁寧に切らないと5mmから1cm位、切り残しが出来るんですが、それがあると切り口の再生も遅くなりますし、何より作業着が引っかかって凄くイラつきます。

2本目の赤松も同じです。マツカレハと言う名の毛虫

2本目もだいぶ混んでいます。下の写真の上の方は剪定済みです。かなり伸び切っています。


下の写真は大体終わった状態です。不要な枝はまだまだあるんですが、冬がやってくるのであまり強い剪定をするとかれる恐れがあるので、何年かかけて徐々に枝を抜いていく計画です。

それでも大分スッキリしたと思います。向こうが透けて見えますもん。

中の枝も見てみよう。

やはり混んでいます。

下の写真が剪定後です。どうです?大分違いますね。まだまだ不要な枝はあるんですが、今回はここまでにします。理由は切り過ぎると冬に枯れるからです。

よくこの時期に雪が積もるから剪定して欲しいと御依頼があるんです。

今日も3件問い合わせがありました。ゴールドクレストの6mを2mにして欲しいとかね。

でも、4mも小さくしてしまうと多分枯れてしまいます。恐らく葉っぱは現在と比べて7割くらいは無くなります。冬の寒さと葉っぱのロスが原因です。

毎年この時期に「こんなに切って大丈夫なのか?」くらい強剪定している業者がいますが、大半は2年以内で枯れています。寒い時期に強く剪定したせいです。

まとめ

結構強く切ったので冬に枯れないといいんですが、個体差があり全然大丈夫な赤松もあれば、黄色くなって冬のうちに枯れる赤松もあります。山形では強剪定なら9月下旬までにはおわしていた方が良いでしょう。

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