この記事はこの時期に芝生の具合が悪いと感じてる方に読んでもらいたい内容です。
その1 水をたっぷりかけよう。
これは基本中の基本ですが、水をたっぷりあげる事です。この作業だけでもだいぶ改善すると思います。芝生にとって水は食事と一緒です。人間なら「腹へった」と喋りますが、芝生は喋る事が出来ません。なので、管理者がよく観察して芝生の状態を把握する必要があります。
目安としては6月になっても葉っぱがあまり出てこない場合は完全な水不足です。特に今年は雪も少なく水ぶそくです。また、葉が生えててもまるまったり、緑が薄く、むしろ白っぽくなっていたらこれも水不足です。
水をどの程度かければ良いのかとよく聞かれますが、水をかけたときにビチャビチャになり、水たまりが出来るくらいがベストです。とにかく時間が許す限り水をかけてください。時間がなく人はスプリンクラーを買って設置すると良いと思います。スプリンクラーというと値段が高いように思う人がいますが、ホームセンターで1000円台で購入できます。
その2 肥料をあげよう。
化成肥料が手っ取り早いです。芝生用の肥料が沢山あるので、10-10-10と書いてある肥料でいいと思います。特に芝生用でなくてもいいと思いますが、心配な方は芝生用の物をまいて下さい。まきかたは1平米に一握りくらいでいいです。
注意点としては、芝の葉の隙間に入り込む小ささじゃないと、根に届かないので細かい粒子の方がいいです。時期はコウライ芝生など日本の芝の場合は、春から初夏がいいと思います。あと、ドサッと1ヶ所にまかないで均等にまきましょう。肥料焼けやそこだけモッコリになります。
私は有機肥料の方がいいと思うんですが、エアレーションの時に砂と牛フンとか混ぜて開いた穴に入れるのでもいいと思います。
その3 エアレーションをしよう。
エアレーションとは簡単に言うと、芝生の根詰まりを解消する事と踏み固まった土壌に空気穴を開ける作業です。効果的なのはコアリングと言われる親指大の穴をあけ、そこに砂と有機肥料を混ぜた土を押し込みます。せっかくの芝を穴だらけにするのは抵抗があるかもしれませんが、しばらく経つと穴あけ前よりも芝の状態が良くなるのは間違い無いです。この道具も1000円台でホームセンターに売っています。
まとめ
とにかく、まずは水をたっぷりあげてみましょう!必ず出来ますやれるはずです!がんばりましょう!
コメント