俺の庭シリーズ。これから流行る石と苔と雑木で作るシンプルだけど深みがあって落ち着く庭

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これから流行るお庭の紹介です。

管理のしやすい石と苔と雑木の組み合わせで、まるで自然の風景を切り取った様なシンプルなお庭の御提案です。

目次

俺の庭

まずは、第一弾として私の家の庭を作り直してみました。

作業前

こんな感じの庭でした。まあ、普通にドウダンツツジが並べて植えてあり、竹で出来た四つ目垣が手前にあって、シンプルなものでした。

コロナ禍の影響でゴールデンウィークは自宅で過ごす事になり、やる事がなかったので庭を作ることにしました。

材料は取っておいた余り物とか、処分依頼のあった灯篭とかを使って寄せ集めで作りました。

現在の感じが下の写真です。

朝バージョン
夜はこんな良い雰囲気

全然見違える様になりました。家もかなり引き立つ様になり満足してます。あと少しで完成するんですが、左側にシロモジとアオハダを植栽してほぼ完成です。

現在の流行はガーデニングですが、、、

現在、お客様からの依頼では、自分でも楽しめる様な、畑や花壇などが中心のDIYガーデニングが多いです。でも、これからは自分で手を加えない鑑賞用の庭が流行ります。正直言ってハーブ系とか繁殖力が凄すぎて、最初は可愛いんですが次第にメチャクチャな庭になることが多いんです。

私の感覚ですが、、、

これは私がいつも思っていることなんですが、洋風の庭というのは、化粧ブロックやレンガや石などを駆使して作ると思います。洋風の庭って最初が1番いい感じなんです。そこからだんだんと経年劣化とともに悪くなります。例えば、レンガやインターロッキング、アプローチの乱形の石張りにに苔が生えたりしたらどう思いますか?汚いだけでしょ?逆に、自然石に苔が生えたら、経年を感じさせる風合いが出てきます。レンガの苔は高圧洗浄で綺麗にしますが、自然石の苔はそのままです。つまり、環境によって様々な変化を楽しめるのは自然素材で、人工的に作った物は楽しむというより、不快な感じになります。

これって自然では無いからなんです。今まで目にしてきた自然とは違うので、違和感があります。雑草だってそうです。人工物の中に草が生えてきたら凄く気になりますが、山に行って草が生えてない方が違和感ありますよね?

これまでの日本庭園という概念

あなたが思う日本庭園って、大きい石があって、松があって、遊べない庭、見る庭、維持費がかかる庭だと思います。確かに、これまでの日本庭園はまさにそれでした。剪定の度に何十万円とお金のかかるそんなイメージでした。でも、私が御提案するのは自然の一部を切り取った様な、本当にコンパクトなお庭です。管理も容易な手のかからない庭なんです。

御提案したい俺の庭!

ネーミングはまだ決めてないので、「俺の庭」という事にしておきますが、構想は大体出来ています。内容は大きさが幅6mの奥行1m位、自然石を3個、2mの雑木を1本、いい感じの苔と下草を少々、残りはコウライ芝でどうでしょう。この内容でなんと30万円を予定しています。

イメージが湧かないと悪いので、上の写真の私の自宅の庭の写真をよく見てください。

このサイズが自分で管理する限界の広さだと思います。私自身、仕事が終わり家に帰り、水かけして、気になる草を取ってという作業をほぼ毎日してるんですが、広いとうんざりして、作業する気も起きません。が、この広さだと結構苦痛もなくやれちゃうものでした。

剪定もそんなに必要のない樹木を選んでいるので大丈夫です。

もし、広い庭だったら、リビングから見えるところは「俺の庭」にしてその後ろは天然のコウライ芝にして、そこでお子さんと遊んだり、BBQをして楽しめばいいんです。全部が芝生だと平面で薄い庭になってしまいます。手前に「俺の庭」があるだけで、立体感と奥行きがでて、最高のインスタ映え間違い無しです。

例えば、カーポートと家の間に作ってもかなりいいと思います。

まとめ

私達は日本人です。外人の真似などナンセンスです。日本人らしく日本の自然素材を使った庭を是非ご自宅に!

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