黒松 チャボヒバ 剪定 山形 にわーる 造園 ガーデニング 和風

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本日は黒松とチャボヒバのデカイやつの剪定です。

まずはジャンボチャボヒバの剪定作業です。

12尺の脚立は長さが3.6m位です。

これを使っても届きません。

部分的に枯れてくる場合もあります。

原因はモグラの穴を利用して、ネズミが根っこをかじった結果だと言われていますが、定かではありません。

このチャボヒバの剪定はひと玉ひと玉刈り込みバサミで刈り込みます。

気の遠くなる作業ですので、従業員の伊藤に任せます。


次に船型のキャラの刈り込みです。

船や亀、鶴なんかがよくあるパターンです。

上の四角い所が帆です。

右の草はイカリをイメージしているのかは定かではありません。

ガーデニング風に言えばトピアリーですね。

剪定後は出港しそうな雰囲気さえあります。


次に私が剪定した黒松になります。

本当にキリッとなりました。

私は黒松の剪定では1番小さい芽を残します。

ぶつかったらポロリと取れるような細かい芽です。

赤松のように、3本の真ん中を取りその両脇の芽ではありません。

その下あたりにある細かい芽です。

理由としては、黒松は伸びが強いので、直ぐに大きくなってしまうので、出来るだけ小さくコンパクトを心がけています。

剪定前に下から撮った写真です。

その下が剪定後ですが、透け具合が一目瞭然ですね。

私はこのくらい切ります。

古い葉っぱも8割位は取りました。

今年は2芽、来年は2芽から2芽づつで4芽になるので、どんどん時間がかかってきます。

何年も同じ金額では出来なくなってきます。

その事もお客様には納得していただきながらの剪定作業になります。

理解できないお客様も実際いらっしゃいまして、今年も1件断りの電話がありました。

去年の時点で来年は金額が上がりますと伝えていました。

今年の剪定の連絡をしたら、今年は違うところに頼むという事で断られました。

7年間くらい松の剪定をやっていた現場で、最初はひと枝の先にポチョ、ポチョと葉っぱが付いていたような貧相な松でしたが、何とか形になってきて、どんどん時間もかかるようになって来ました。

まあ、お金を払うのがお客様なので、剪定にこれ以上払えないと思えば、伐採するか業者を変えるしか方法はないでしょうね。

でも、他の業者だって提示される金額では出来ないか、もしくは折角育てた枝をガンガン切って、手間をかけない様に剪定するしかないでしょう。

もう私どもではその現場の剪定はしないと思うので、、、グッラック!


全体的な下からの写真です。

私が目指しているのは、とにかくガキガキと枝が曲がりながら、こまかく!こまかく!作っていく事です。

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