本日も従業員の伊藤がやってくれました。
最近は別々に現場をしていますので、同日に2件、3件、4件とこなすことができる様になってきました。
このお客様は毎年だったんですが、何故か去年御依頼がありませんでした。
ですので、今年は2年分の剪定をすることになりました。
基本的に私が考える剪定は、枝を育てることだと思ってます。
枝を育てるとは短い枝を大事に残しながら、細かく尚且つ光が内側の幹にまで届く様に、さらに葉っぱの層を作るようすることだと思っています。
前にも書きましたが、強く切れば強く反発します。
本当にそうなります。
徒長枝が半端ないんです。
お客様にはそれを説明します。
それでもというお客様には容赦なく短く御希望通りに剪定しています。
心の中では、せっかく育てた枝なのになー、、、もったいねーなーとか思いながら思いっきり切ります。
実際強く切った方が、仕事が早く簡単なんですよね。
1年目1枝先、2年目1枝先が2枝先に、3年目は2枝先が4枝先と、どんどん増やしていきます。
結果栄養が分散されて徒長枝が出にくくなります。
ただ、こうすると枝同士が混んでくるので、薄く広く葉っぱの層を作ります。
ふところにある枝も、何も考えない職人さんは切り落とします。
将来の主の枝になることも知らずに、、、。
残念!
まあ、見た目は綺麗に見えますが、、、。
私はふところの枝も密かに育てておいて、もっと詰めたくなったら、その枝を主にして長い枝と切り替えます。
これが出来ないと、街路樹の様なコブだらけの樹木になってしまいます。
詰める枝が無いので、毎年同じ所でしか切れないのですから、、、残念!
改めて本日の午前中の作業を見てみましょう。
だいぶ切ってはいますが、切った様にあまり見えないですね。
これはお客様のご希望で日除けをしたいとのこと。
こちらはヤマボウシとキンモクセイです。
この辺は大分切り詰めました。
ジャングルから草原て感じです。
ハナミズキの横からです。
上の方のツンがちょっと気になります。
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