本日は刈り込みメインの剪定作業をして来ました。
剪定にも刈り込み剪定、枝抜き剪定と大まかに分けて2通りあり、どちらかといえば新人がやるような作業です。
刈り込み作業ってなに?
刈り込み作業は造園業の初歩の作業です。実際は奥が深いんですが、新人がやるような仕事です。理由は剪定したゴミが出るまでやる事が無いからです。
朝から剪定しても、ゴミを片付けるまで1時間から2時間くらいかかるんですよ。まさか2時間の間ボケ〜っと突っ立たせてる訳にもいかないので、刈り込みの仕事を与えます。
ただ、失敗してもいい様な樹木といえば語弊があるかもしれませんが、修正のきく樹木をやっててもらいます。例えばサツキツツジとかですね。8月頃までは花芽もつかないので、葉っぱがなくなるほど刈り込んでも秋には元に戻っています。
心置きなく刈り込みをしてもらっても大丈夫なんです。
よくある樹木で難易度の低い順に、ツツジ類⇨ツゲ⇨コニファー系⇨キャラ⇨チャボヒバ
こんな感じですかね。
本日の樹木を見てみよう
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上の写真の一番高いのがキャラボクです。手前の饅頭みたいなのがオウゴンキャラ(キンキャラ)です。この2本は難易度が高いです。深く刈り過ぎても枯れる可能性があり、浅く刈り過ぎてもどんどん大きくなるという難しい樹種です。
手前の左下のサツキはどんな風になっても生きています。
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基本的にどんな樹木も拡大するとこんな風になっています。去年の切り口から3〜5本生えています。その生えている5mmくらい上で刈り込むのが理想です。理由はまた来年そこから3〜5本生えてくるのです。
そうなると1年目は1本、2年目は3本、3年目は3本から3本で9本となり年々密度が上がるんです。そうなってくるとビッチっとした綺麗な玉物が出来るんです。
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まとめ
刈り込みする樹木は、適正な位置で毎年刈り込めば年々密度が上がり、どんどん綺麗な玉物になって来ます。浅く切ってしまうと大きくなって通路の邪魔になったりするので、適正に刈り込んでください。皆さんもチャレンジしてみて下さい。
できない場合はにわーるまでご依頼くださいね。
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