金額のみで決めていたお客様の樹木はとんでもなく混み合って病気になっていました。
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ヤマボウシの花芽は10月下旬はぷっくらしています。
下のイラストはヤマボウシの枝のイラストです。赤い所が花芽で青い所が葉の芽です。基本的にヤマボウシとハナミズキはこんな感じの枝の構成で、真ん中の伸びの強い枝には花芽は付かないのでカットします。
適当な業者は見た目重視の剪定しかしません。
金額の安い業者は、お客様から見たらとてもいい業者に見えるかもしれませんが、私達から見れば手抜きの適当剪定もいい所です。
下の写真は剪定前の状態です。バツの所は絶対に要らない枝です。よくここまで太くなるまで放置できたと感心します。
1回で強く剪定すると、とんでもなく徒長枝が出るので徐々に枝を抜いていく必要があります。
混み合っていると、風通しが悪くなり害虫や下の写真の様に、スス病という黒くススがかった病気になったりします。
これでも少し枝は多いのですが、最初に比べれば雲泥の差です。太い枝を先に切って細かい枝を切るとと効率的です。
時間が無いのか下の写真の赤丸の様に切り残しがあると白つとだとすぐ分かります。こらはもう最悪ですね。
ちょっと手をかけるだけで透け具合が全然違います。
赤松にだってアブラムシが大量発生!閲覧注意!ちょっと気持ち悪いです。
下の写真の赤丸がアブラムシです。これは赤松の写真ですが、風通しが悪いと付やすいのは同じです。
まとめ
適正金額で剪定を頼みましょう。安すぎると上っ面だけの剪定になり将来行きつまりますよ。
このハサミは女性にも人気のハサミですよ。小さい手でも握りやすく、切れた後にも衝撃が少なく作業に優しいハサミです。
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