本日から工事が始まりました。
見晴らしの丘はだいぶ埋まってきましたが、まだまだ空いてるところが目立ちます。
もっと商業施設ができるといいんですが。
アウトレットとか出来ないかといつも話してます。
一番最初に芝生を植えたそうですが、失敗に終わり、2回目は土を20cm位入れてから、芝生をまた植えたんですが、結果こうなったそうです。
何回か相談、打ち合わせ後、全面コンクリートに決まりました。
とりあえず、20cm掘削です。
2tダンプしか入れなかったので、2台でピストン運搬で計7台走りました。
この枕木は燻煙枕木で、本当の枕木とも少し違います。
まず、素材は杉で燻煙した物なので、本物の枕木よりも耐久性はありません。
この枕木も下が腐ってグラグラなので、撤去処分です。
ブルーヘブン(奥の高い木、コニファー)も伐採処分です。
この高い樹木2本が伐採です。
掘削はほぼ終わりました。
やはり、20cm位は良質土が入ってました。
それを全て捨てた感じです。
青いラインがコンクリートの所やタイルの所にありますが、そこがコンクリートの仕上がりの高さの予定です。
手前にガレージが建つので、その中の電気の配線も埋設します。
6/14
本日、砂利入れをして下地を作りました。
最初、コンクリートの予定でしたが、昨日の打ち合わせで、どうしょうも無くなったらコンクリートしようと。
今回は3度目の正直で芝をはるか、ワンちゃんが遊べるようなウッドチップにするかで悩まれていました。
最終的にはウッドチップに決定しましたので、下地の砂利自体が要らなくなってしまいましたが、深いところもあるので、とりあえず3cmから10cm位とムラがある厚みになってしまいました。
他の業者はどうかわかりませんが、にわーるは途中の変更はなんて事ありません。
たまにくさい顔する業者や下請けもいますが、作っている最中に、もしくは、どんどん出来てくると、業者以外は「ああ、こんな風になるんだ」とその時にわかり始めてくると思います。
変更してほしい部分とかも当然出てきて当たり前だと思います。
それでも言いづらく「まあ、いいか」で済ませるのは、逆に残念な感じがします。
元請けが施工しないで管理だけしてると、こんな事が起きます。
主な流れ
- 気まずいけど変更の依頼を出します。
- 元請けが現場に来てお客様と打ち合わせをします。
- 元請けは見積もりを作るために、現場にいる下請けにソコソコ金額の確認をします。
- 元請けの見積もりはすぐには出来ないので、下請けは決まるまでに時間がかかるので、別の現場に入ります。
- 元請けは見積もりを出します。
- お客様はそれを見て考えます。
- 金額と仕様が決まれば、再度、入っていた下請けに連絡します。
- 下請けは別の現場が忙しいので、すぐには無理と断ると思います。
- お客様は、中途半端になったけどいつくるの?と不安になってきます。
- 元請けに催促の電話が来て、下請けを無理矢理現場に行かせます。
- 下請けは無理矢理連れてこられて面白くないので、嫌々になります。
- お客様はその様子を見て、変更しなければ良かった、もしくは、なんだあの業者!となります。
- 現場が完了しても、後味の悪いことになり、せっかくの庭も楽しめなくなってしまいます。
- 打ち合わせから一貫してやってますので、悩まれている内容がわかる。
- 今回のお客様を例にしますと、基本形はワンちゃんが遊べる庭が欲しいと言う事。
- 3度目の正直で芝にしようか、それとも管理のしやすいウッドチップにしようか、金額は他のに比べて高いが草取りとかの管理から解放されるコンクリートにしようかという悩み。
- 私はそれを知っているので、それぞれの説明をして、メリット・デメリットを伝えます。
- それを元に家族と打ち合わせをして、最終判断を出しました。
- しかし、芝生を剥がして、土を掘削して、何にもない状態になって、初めてコンクリートのイメージが湧いてきたと思います。
- あれ?なんか殺風景じゃね?とか、いろんな事を考えてしまいます。
- そこで、また、現場にいる私に疑問を投げかけます。
- 私なりに回答します。
- 金額だってその場で決まります。
- じゃあ、明日から変更した方でやりましょう。
まあ、材料が来てしまったフェンスの変更やコンクリートを打ってから、やっぱ高麗芝がいいとかは無理ですけど。
6/26
前日、基礎ブロックを並べて本日中の打設をしました。
奥の右側の白いホースの1本はガレージ内ので電気の配線が来るホースです。
もう1本は分岐した電線を樹木の方に持って行ってライトアップ用です。
ウッドチップも準備出来たので、乾くのを待って、防草シートとウッドチップの敷き慣らしと真ん中にアオダモの株立ちを植栽してしまいたいです。
ガレージもカッコいいのが付くので楽しみです。
ちなみに仕様よりもアドリブで20cmコンクリートを前に出しています。
本当はブロック基礎の面で終わりなんです。
理由は周りのウッドチップが入ってこない様にしています。
これも元請けだからこそ出来ることで、下請けなら無駄にやらないでしょう。
めんどくせーし、金もらえるわけじゃねーし、そもそもいわれてねーし!って感じです。
7/13
先日ガレージが出来ました。
いや〜カッコいいですね〜。
欲しくなっちゃいます。
山形県内陸では2社くらいしか取り扱う権利が無いと思います。
確かに価格的にはイナバとかよりは少々お高いですが、イナバのイメージは雪履きスコップとか、なんかいらないものをおばちゃんが詰め込む感じ。
このガレージは、整理整頓をちゃんとして、開けた時にもビシッとした清潔感のある、趣味も仕事もきちんとこなしてるやり手な感じ。
防草シートを全面に貼ります。
にわーるではシートとシートの被りは20cm以上と決めてます。
被りが浅いと草が生えてきます。
あと、釘も極力打たないようにしています。
釘穴からも草は生えてきます。
とりあえずテープで飛ばないようにだけしておいて、チップを敷けば動きません。
いよいよチップを敷き均します。
このチップは杉の切削チップと言って、今はバイオマス発電の燃料とかになっています。
今までの業者から違う業者に変わってしまったので、購入するのに勝手が違い少々手こずりました。
こんな感じで現場で袋に詰めてきます。
1袋の量は大体10cm厚で10平米敷けるくらいです。
ここでワンちゃんを遊ばせる予定だそうです。
敷いたばっかりの時は杉のいい匂いがします。
隅々まで均一に敷いていきます。
ただ、真ん中はこれから樹木が入る予定なので開けておいています。
あとは、樹木を植えてライトアップして完成予定です。
が、見晴らしの丘の粘土質のが、またまた悪さしてしまい、せっかく掘って土の入れ替えをしていた穴に、水が溜まってしまい土がドロドロになってしまいました。
うっかり穴に足を入れたら、膝までズブズブと入ってしまい、現場で靴とズボン靴下を洗濯する羽目になってしまいました。
すごくいい感じに仕上がりました。
黒いガレージとウッドチップがなんとも言えないバランスで調和しています。
無機質と有機質の融合ですね。
7/18
本日、アオダモの株立ち2.5mを植えました。
アオダモは最近とても人気があります。
ちょっと前までソヨゴが人気でしたが、その座を奪った感があります。
アオダモは成長しても、そこまで混み合ってきませんので、いつまでもソヨソヨとしていて、今の住宅事情にピッタリの樹木です。
ものすごく水はけが悪く、色々な作業が増えました。
掘ったら水が、、、
まず、ホワイトロームを使っていきます。
説明はこれ!
底が抜けていないというのは大きな問題です。停滞した水が腐ったりするでしょうし、新しい酸素が供給されにくいからです。
根には水と同じくらい酸素も必要です。通常水が根の間を通り抜けたところに新しい酸素が入り込むわけですから根の下の地面は抜けていなくてはなりません。植木鉢に穴が空いているのと同じです。
お話しではマスの底は抜かずに土を入れ替えるおつもりのようですから一つ提案をいたします。底の部分は単なる礫ではなく「ホワイトローム(黒曜石パーライト:東邦レオ㈱)」を敷き詰めて、その層に密着させる形で「DOパイプ(酸素管:東邦レオ)」を数カ所に立ち上げてください。これで土中の通気性が確保され、根腐れ予防になります。
です。
モデルの笑顔が素敵です。
こんな感じにDOパイプを突っ込みます。
その上に木をのせて土を被せます。
キャップも被せて土で塞がらない様にします。
最後に竹で八掛け支柱をします。
これは景観的には邪魔ですが、根っこが生えて定着するまで、とても重要な役割をします。
樹木がグラグラしない様にすることで、細かい根っこを守る事が出来ます。
将来的には根元までチップを敷いて、チップの中から生えている様な感じになれば最高ですね。
これでにわーるの仕事は完了です。
あとは、下から照らすアッパーライトを電気屋さんに取り付けてもらって、夜リビングからの浮き出る様な演出をするとの事です。
とても楽しみです。
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