今回は剪定の私なりの考え方をご紹介いたします。
とりあえず、剪定前と剪定後です。
下の写真はベニカナメモチの木です。別名レッドロビンとも呼びます。
新芽が赤くなりますので、春先はとても綺麗です。
しかし、伸びが強いのですぐにモサモサになってしまい、この時期剪定の依頼が殺到します。
剪定前
剪定後
今回は枝抜き剪定というやり方です。
刈り込みバサミでバサバサ刈るやり方とは違う方法です。
枝抜き剪定はその名の通り不要な枝を取り除くので、スッキリした仕上がりになります。
こちらはキンモクセイです。
秋にオレンジっぽい花が咲き、芳香剤のような匂いがします。
この樹木も大体は刈り込み剪定です。
今回は枝抜き剪定です。
剪定後
こちらも大分スッキリしました。
この木はハナミズキです。
山形では街路樹に良く使われています。
こちらは普通に枝抜き剪定をします。
先だけを剪定するのと、中まで剪定するのでは透け具合が全然違います。
シルバー人材とか、素人は先の方の飛び出た所だけ切るので、仕事は早いです。
「前の植木屋さんは半日で終わった」と言われたりするのですが、こういう切り方なら半日で終わります。
しかし、5年も同じような剪定を繰り返すと、取り返しのつかない樹形になってしまいます。
パッと見た感じはわかりませんが、私なりの解釈ですが、剪定とは見た目よりも枝を作ることが目的だと思ってます。
下から見た時、枝が綺麗に見えることが重要です。
剪定後
短い枝を残すのが基本です。
長すぎる枝は付け根から切るか、下の写真のように芽がある部分で切ります。
芽の向きも左右の方向がいいと思います。
最後にクレマチスの支柱を100円ショップで買ってきたイボタケで作りました。
結構素人感が出ましたが、コスパはいいです。
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