本日は写真撮り忘れの為脚立の修理を御紹介したいと思います。
ちなみに私は溶接も趣味で、アーク溶接機、半自動溶接機、TIG溶接機と3台所有しています。
基本的にはロケットストーブを作る為に購入といっても過言ではありません。
半自動溶接機は炭酸ガス、TIG溶接機はアルゴンガスが必要です。
私は基本的に冬以外ロケットストーブは作らないので、ガスがあまり無くならないです。
しかし、ガスタンクもレンタルですので、何も使わない状態でも毎月1000円くらいボンベ代が口座引き落としになります。
私は独学で試行錯誤で適当にやってるので仕上がりは汚いです。
いわゆる下手くそです。
では本題。
何故か曲がった脚立の脚のところ。
なんか重たいものでも落ちた様な曲がり方です。
危ないので修理します。
表
裏
曲がったせいで溶接箇所にもクラックが入りました。
反対側も同じ様にクラック。
最初は曲がったまんまでクラックを肉盛り溶接して埋めて終わりにしようかと思ったんですが、ちゃんとやることにしました。
まずは、切り離しベビーサンダーで簡単に切れます。
結構曲がっていますね。
鉄板の上で転がしながらハンマーで叩いて真っ直ぐに修正します。
ある程度真っ直ぐにしたら、仮に合わせてみます。
下側を合わせると、、、
上側が全然合いません。
1cm位伸びたんでしょうか?
結構伸びますね。
伸びた部分をおおよそでカットします。
もともと溶接されてた面もサンダーで綺麗に平滑に削ります。
もう一度仮合わせ。
下側はオッケー。
上側もオッケー。
仮止めします。
アルミの溶接は思ったよりも簡単でした。
TIG溶接機のAC.DCというDCの方を使います。
鉄板はACです。
簡単と言うと語弊がありますが、昔は専門業者に修理を依頼してたので、相当特殊な溶接なんだろうと思ってたんですがその想像よりは簡単でした。
脚立は肉厚が薄いので、強い電流で溶接すると穴が開きます。
さらに、隙間も3mm位あると上手くくっつかないので、私はいつもアルミの溶接棒を溶かしながら溶接しています。
左のつるっしたところが仮溶接です。
下側も仮に溶接します。
ちょいちょい様子を見ながら作業を進めていきます。
ほぼ完成です。
こちらが表面。
大分ガッチリです。
裏はもっとガッチリです。
黒い煤みたいなのをブラシで擦って綺麗にします。
完成です。
元どおりになりました。
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