タイトル通り今年も庭の伐採や解体が多いです。このお客様は今年車を購入する息子さんの為に駐車場の増設です。
いよいよ着工です。
着工前です。
この部分を解体してクルマの駐車場を作る工事内容です。
3月は卒業の時期でもあり、就職の時期でもあります。
山形は当然クルマ社会ですので駐車場は必須です。
このお客樣の家には既に2台分の駐車場はあるのですが、あと2台分必要になりまして工事する事になりました。
この現場でのキーポイントは塀と土留めの解体工事になると思います。
とりあえず伐採作業です。
伐採しただけでもだいぶスッキリします。
解体開始です。
伐採後ブロック塀の解体です。
最初は手動のエアーピックでやって見たのですが、やはり下の土留めが物凄く固く時間が掛かりそうでしたので、急遽リース屋から機械を借りて来ました。
この機械を使って壊したら先ほどの固さがウソのようにバコバコ壊れてもっともっと壊したくなりました。人力でやっていたら1日がかりになるところでした。
掘削作業
コンクリートの下地作業に入ります。まずはコンクリートの仕上がりより20cm以上掘り下げます。この作業もしっかりしないと後でコンクリートが割れたりしますので、手抜きは出来ないです。
次に下の写真の既存のコンクリートのガタガタを綺麗に切り直します。結構難易度が高いです。
家との境界にコンクリート土留め設置します。
ここにブロックを設置したくなかったのですが、手前の青い蓋の水道メーターと奥の丸い汚水の枡を下げる事が出来なかったので、ここで一旦仕切ることにしました。
それから、コンクリートの仕上がりの高さから20cm以上掘り下げ、砕石を10cm厚で敷き均し建物基礎との段差をコンクリートブロックで仕切り、真ん中にコンクリートが暑さや寒さで伸び縮みして割れるのを防ぐために伸縮目地を入れ、コンクリート打設の日を待ちます。ちなみに砕石は40ランという4cm〜粉cmの大きさが交じり合ってる材料を使います。
ここで注意ですが私どもにわーるは最低でも10cm厚以上は40ランを入れますが、金額の安い業者や手抜き業者はここでズルをします。もっと言えば最初に掘り下げる20cmの部分もズルをします。掘る量が少なければ残土も少なくなりますし、砕石の量も減りますし、コンクリートの量も減ります。つまり、金額は当たり前に貰いますが数量が見積もりよりも減る事で材料の利益が出ます。面積が多ければ多いほどその利益は多くなります。お客様はずっと作業を見てる訳にもいかないですし、出来上がったコンクリート舗装を切って厚みを計る訳にもいかないですもんね。私どもにわーるはそんな手抜きは一切やりません。そもそも自分の自宅でやられたら嫌な事をやらないのが方針ですから。
ついにコンクリート打設の日がやってきました。雨も降らず何事もなく無事に終了して、人や車が間違って立ち入らないようにバリケードで養生し、乾くまで1週間以上放置します。
最後に細かい所の仕上げをやりフィニッシュです。
コメント