この記事はみはらしの丘の土に特化した記事になりますので、関係ない方や、ふかふかの土をお持ちの方は違う記事を見てください。
粘土質の土をフカフカにする魔法の液体
みはらしの丘の植栽で成功している現場なかなかありません。どこの家でも庭の樹木は元気がありません。
理由は粘土質の土だからです。
どこまで掘っても粘土が出てきて、植えるところにいい土を入れても、結局その下が粘土で、水が溜まって、根腐れとなります。
先日もせっかくの樹木がやられたばかりです。
そんな方に朗報です。
まずは下の動画を見てください。
凄くないですか?これが事実なら本当に凄いです。現在、サンプルを取り寄せて実験する準備をしています。
見晴らしの丘でも来年、何件か植栽を控えていますので、これをつかってみたいですね。
EB-aの簡単な仕組み
粘土質の特徴は砂の粒子が細かく、濡れてるとベタベタで、乾燥するとヒビ割れるくらい固くなり、とにかく扱い辛く厄介です。
この液体EB-aはポリエチレンイミン系と言うらしく、響き的にはビニール?って感じがするのは私だけではないはずです。
これを薄めて散布すると、瞬時に土の粒子がくっ付き始めます。
その結果、粒子の隙間が出来るので、水が浸透する様になるという事です。
浸透する事で根腐れを防ぐ事も出来ますし、土の入れ替えとか余計な経費が掛からなくなり、お客様にも喜ばれます。凄すぎます。現在にわーるセレクトの候補になっています。
ちなみに、フルボ酸という、簡単に説明すれば山の表土に含まれる菌を凝縮した液体があります。土壌改良促進剤のようなものです。
その商品は刈った草を山盛りにして、そこに散布するだけで、土になるのを促進してくれる優れものです。
モニターになってもらったお客様のお話では、生ゴミのコンポストに散布しても、虫も湧きにくく、前より早く土になると言っていました。
この商品の良いところは、フルボ酸をかけて土にした土は、フルボ酸の菌がすごく繁殖しているので、そこに混ぜ込むだけで良くなります。新しいフルボ酸の土を作る時だけ散布すればよくなります。要は土になった草に、草を混ぜるだけです。
まとめ
粘土質は掘っても掘っても粘土質なので、水はけを良くするには、魔法のEB-aを定期的に散布するか、暗渠を掘って物理的に解決するしか方法がありません。
あと、川砂を1:1くらいの割合で混ぜるのも効果的だと聞きました。
暗渠が確実ではあるのですが、お金がかかります。
今後も粘土質の改善の研究を進めていきますので、成果があったら報告します。
コメント