山形年金事務所の女性職員から言われた一言「それだけじゃ無いと思いますが、、、」は?にわーる 山形

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何ヶ月か前の話になりますが、従業員の1人が怪我をしてしまって、休んでいる時に言われたタイトルの言葉。マジでイラつきました。

目次

従業員の社会保険は折半です。

誰でもわかると思いますが、社会保険とは健康保険と厚生年金です。自営業の私だと国民健康保険と国民年金です。

従業員がいいのは、例えば60000円の保険料なら、30000円は自己負担、ようは給料から引かれます。で、残りの30000円は事業主の私が負担しています。なので、倍払っている感じですね。

掛け金が倍なので将来の年金は有利になります。

自営業だと30000円を支払うだけで、事業主負担が無いので、掛け金は30000円です。

掛け金が少ないので年金は不利です。

これがザックリとした流れです。

復帰が長引いて保険料の負担が大きくなってきた。

怪我で休んでいても社会保険料の折半は変わらない訳です。本人は労災の方から休業手当が出るので、その中から半額の30000円を私に支払います。で、残りの30000円は私が負担します。

この30000円も1ヶ月位なら何ともありませんが、半年や1年ともなると負担が半端なくなってきます。

単純に10ヶ月で30万円です。

大きく無いですか?

100人位従業員がいれば1人の保険料の負担は微々たるものかもしれませんが、にわーるは私を含め3人しかいないんです。

そのうちの1人の事業所負担の30000円を捻出するのは結構厳しいんです。3割の収入源がなくなった状態で30000円を負担するんですから。

事業主負担の保険料の仕組み。

このまま長引けば、事業所負担はどんどん大きくなるばかりです。怪我をした従業員の保険料を負担する必要があるのは重々わかっていますが、残された私達の負担も半端ない物があります。

にわーるでは手間では請け負わないので、例え話にはなるのですが、通常の会社の場合、現場に行って、作業をして、お客様から1人1.5万円を頂き、その中から給料が1万円、保険料が2000円、経費他で3000円の振り分けとかがザックリですが一般的ですよね?

という事は、お客様から保険料を頂いていると言っても過言ではありませんよね?

という事は、現場に出なければ保険料をもらえないという事では無いでしょうか?

という事は、保険料を私と残った従業員の稼ぎから捻出する他ないですよね?

でも、もう1人の従業員の給料を下げる訳にはいかないので、私が負担することになりますよね?

結論は現場に出なければ保険料の出所はないという事です。

なので、、、。

山形年金事務所に相談しました。

社会保険は社会保険適用課とかいう課につなげてもらって話をします。

上の話をそのままの感じで話しました。

最終的に「私達の稼ぎから月30000円の捻出は正直厳しいんで何とかなりませんか?」

「物品を販売している会社だって結局は売り上げの利益から社会保険料は支払われているのだし、どんな大きな会社だって、細分化すれば従業員1人1人の稼いで来た中から払ってるんじゃないんですか?」

と、言ってやりました。

そしたら、なんて言ったと思いますか?

「それだけじゃないと思います」

は?私はかなりイラつきました。

そりゃ、あなた達公務員はそうでしょうね!私達の血税が給料ですから、仕事中に仕事したフリしても、仕事中にお喋りしても、仕事中にトイレに行っても、仕事中にタバコ吸っても、極端な話、何をしてても給料は出ますもんね!

民間企業は1人1人が生産性がなければ成り立たないという事が分からない、ぬるま湯に浸かっている女性でした。

ただ、全員がそうではないですよ。私の知ってる市役所職員なんかは、本当に親切で丁寧で親身になって一生懸命してくれる方ばかりです。

ただ、この女性は違いました。

「それだけじゃないと思います。」

何度も言いますが、

「それだけじゃないと思います。」

なにそれ?打ち出の小槌でも持ってると思ってるんですか?

おかしくないですか?

怒りが収まらないのでもうちょっと書きます。

もっと言えば国全体が従業員の味方で、不当解雇はヤメロ!有給を強制的に取らせろ!残業代を払え!等、全てが従業員の目線です。

そりゃ従業員をアホみたいにコキ使い、賃金をろくに払わない会社もあるとは思いますよ。

でもね、1つずつ説明します。

有給5日間は強制的に取らせる事。

例えば1日当たり1万円の給料だとしたら、5万円分を事業所で捻出する必要がありますね。もっと言えば、上記で書いた保険料もです。どっから出るの?

不当解雇はヤメロ!ブラックか!

解雇の事だってそうです。この仕事に合わない人は辞めてもらうしかないです。頑張ったってなんともなりません。選択する部署なんてないんですから。そもそも、試用期間すら国は認めてないのですから。雇用する方は辞めさせるとダメで、雇用される方は自分勝手に辞めていく。

残業代を払え!ブラックか!

これも雇用する側の人ならわかると思いますが、基本的に自分が物差しなんですよね。自分は朝から定時には終わる仕事だと思っていても、従業員の中には仕事の遅い従業員もいて終わりません。個人差ってヤツですか?まあ、許容範囲は当然あります。でも、、、言いたい事は分かりますよね?

で、その遅い分を賃金で支払って言いますが、全責任が会社にあるんですか?仕事の遅い従業員に残業代を支払い続けたばっかりに、会社自体が倒産したら国は責任取ってくれないんでしょ?怒ればパワハラなんでしょ?従業員に責任があるのか、その従業員を雇った会社に責任があるのか、、、。

まとめ

とにかく、こんな感じが零細企業の本音です。大企業だってそうかもしれません。給料や会社の維持費の出所は従業員1人1人の生産力、生産性で成り立っています。

税金で生活していない人が国のことを決めればいいのに!まあ、市議会議員等、国に意見できる立場になるとになると、結局税金が給料になるので、意味がないですね。もっとも、それの方達を選挙で選んだ責任はありますが、、、

最終的に雇用主が従業員より立場が弱くなり、さらにストレスが溜まり、結果的に雇用が減り、外注の世の中になってくるんでしょうね。

外注先は個人事業主が大半を占めていると思うので、負のスパイラルは続きます。

それでいいのか悪いのか。

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