人工芝は本当に安いの?| 山形で高級人工芝の販売!【説明あり】

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人工芝をちゃんと施工すると、それなりにお金がかかると言うお話です。

目次

人工芝に対してのイメージって、どんなものですか?

おそらく、これが人工芝のイメージだと勝手に話します。

安い、簡単、手っ取り早い。

これが世間一般的だと思います。

では、なぜか?

おそらく、あのペラッペラのうっすいロール状の人工芝もどきを、ホームセンターで売ってるのをみたことから始まると思います。

毛の長さが10mm程度のやっすいアレです。

そのイメージが人工芝=安いとなってるのではないでしょうか?

本物の人工芝とは?

本物の人工芝なんて物は存在しません。

全てが本物だからです。

では、品質の良い人工芝の見分け方はなんでしょう?

間違っても、「リアル」「FIFA」そんなワードに惑わされてはダメです。

私が思う品質の良い人工芝は、「密度が高い」「芝の毛の繊維が一つ一つがしっかりと分厚い」「4種類くらいの毛が混ざってる」この3つをよくみて判断しています。

人工芝の密度に関しては、高密度の方が原価は高いです。ただ、密度が高いから良いとも限りません。密度が高いと踏んだ時に、ゴワゴワします。30mmの人工芝よりも、40mmの人工芝の方がゴワゴワ感があります。観賞用なら良いでしょうが、人工芝の上で遊ぶなら、ちょっと違和感がします。

私は造園業なので、本物の芝生を数えきれないほど、見たり踏んだり触ったりしています。

天然芝の密度は決して高密度ではありません。

天然芝のリアルを求めるなら、密度は高くない方がいいでしょう。

ただ、この辺が難しく、メーカーそれぞれで工夫はしてますが、密度が薄いと毛が寝る。

密度が高いとゴワゴワして、見た目もいかにも作り物だ感じがします。

その為、毛を切った時の断面に工夫があり、Wの形やLの形、ラグビーボールの様な形など、様々な断面の形で、少ない密度でも毛が寝ない様にしています。

WやLは寝にくい代わりに、触った感じがチクチクします。

ラグビー系は寝やすいけれど、触り心地はフワフワです。

あっ、そもそも私の考えは、いかに天然芝に近い人工芝を目指してます。

逆にダメな人工芝とは?

ダメな人工芝とはなんなのか?

最近ホームセンターでも売っている、安い物はパッとみた感じは、良い品物に見えますが、実際はダメな物です。

葉が細くて肉厚が薄いです。

使った事が無いですが、色が薄く、紫外線に弱そうです。値段は安く、業者から買うよりもずっとお得に見えますが、はっきり言って長持ちする物じゃありません。

また、密度が薄く、毛が細い人工芝もダメです。最初は良いのですが、半年もするとペチャっと潰れて、しょっぱくなります。

裏地も見比べるとわかりますが、耐久性も絶対ないので、裏地が人工芝の毛を抜けなくしてる為、そこの耐久性が悪いと、すぐに抜け毛の原因になります。

お見積りを頼まれるお客様によくいるのが、とりあえず私達に値段を聞いて、ホームセンターの人工芝と比較して、値段が高いので、自分でDIYで施工する方です。その気持ちよくわかります。自分で施工したら、相当安く済みますもの。でも仕上がりは残念です。

なんか、せっかく新築の家を建てて、フェンスやカーポートや植栽などをビシッと業者に頼んで、庭に行ったら…

えっ?ハイっ?なんでここだけ素人なの?

せっかくの外構がこの人工芝のせいで台無しに…

自分では良く張れたと思っても、プロから見たらとても残念無仕上がりにしか見えません。

だから、よく考えて下さい。

駐車場のカーポートは自分で出来ますか?

コンクリート工事は自分で出来ますか?

土留のブロックは自分で出来ますか?

いやむしろ、もっと言えば屋根の施工が出来ますか?

外壁の施工できますか?

人工芝もそのレベルなのです。

人工芝を甘くみているのです。

だから、見積りが高く思えるのです。

だってそうでしょ?ロールになってる人工芝を、レッドカーペットの様に広げて、釘で打ち付けて終わりだと思っているのですから。

地面の凸凹も素人の見た目だけで均して、人工芝の向きもわからずに、つぎはぎだらけの仕上がりで、残念な外観になってます。

安くて満足に張れたと思ってる人工芝も、あっというまにボロくなり、具体的に言えば白っぽくなって抜けてきます。新品の買ってきて並べてみれば一目瞭然です。

それだけでは終わりません。それを廃棄する時どうしますか?当然、土とか付いているので、廃プラでは捨てれず、何万円もかけて埋め立て処分しないといけません。

そもそもの私の人工芝の経歴

私は1番最初に人工芝の施工に携わったのは、12.3年前で、プログリーンという、ゴルフ専用のパッティンググリーンを自宅のお庭に作る専門店のお手伝いをしたのが初めてでした。

ゴルフをやらない方はわからないかもしれませんが、グリーンは凸凹していてはダメなので、しっかりと平坦な、繋ぎ目の目立たない施工が必要でした。メーカーの方に色々と親切に教えて頂きながら、施工経験を積んでいきました。

次に「芝人」で最近話題になっている、会社の人工芝の代理店までは行きませんが、結構な本数を山形エリアでやりました。工程もプログリーンより少ないので、一般の方向けに施工件数を伸ばして行きました。

しかし、途中で代理店制度みたいになり、講習を受けてからでないと、施工出来ない事になってしまい、そこまで魅力を感じなかったので、他の人工芝メーカーを探す事にしました。

そして、見つけたのが「メモリーターフ」という、結構有名な人工芝です。

発売した頃はまだ、認知度も少なく、会社の社長ともお会いして、山形で取り扱う事になりました。品質もよく、毛もL型で潰れにくいので、7.8年くらいはこのメモリーターフを採用していました。

最初の頃は山形では私の所だけ取り扱っていたので、いろんな業者さんからも注文がありました。

品質がそこそこいいので、他の業者も目を付けて、真似をし始めました。

メーカーとしては嬉しい事かもしれませんが、私としては、ライバルが増えると価格の競争になるだけなので、もっと良いメーカーを探し始めました。

東京ビックサイトで開催されるエクステリア展などにも足を運んで、各メーカーの人工芝を見比べたりもしました。

その結果、今のメーカー「イージーグラス」と出会いました。

イージーグラスの山形の権利は私が買いましたので、山形エリアは私達しか施工出来ませんし、販売も出来ません。

イージーグラスは品質保証期間が8年、100%リサイクル可能な人工芝、環境に良いココナッツの殻を砕いた充填材など、とても品質にこだわっているのが感じられました。

施工法も統一されいて、私が今までやってきた内容とほぼ一緒でした。

下地はしっかりとする。

これはやはり共通でした。

サンプルも頂きましたが、人工芝特有の表面に油っぽい、触ると手が少しだけベタベタするその感じもなく、原価の高さも納得できました。

販売価格が他の人工芝とほぼ同じなのですが、減価率は絶対にイージーグラスの方が高いと思います。お金儲け目的か、良い物を提供する事が目的かの違いが出たと思います。

今思えば、プログリーンもイージーグラスも施工方法が似てるので、恐らくこの施工方法が人工芝の最終地点だと思います。プログリーンも何十年とアメリカで施工実績がありますので、間違いありません。

良い人工芝と良い施工業者

はい、まず、1平米でコミコミ¥6000〜¥7000の価格帯では本当の仕事は出来ません。

この辺りの業者と、相見積りで私が負けるのですが、この金額で私達の施工マニュアルでは、絶対に施行することはできません。

逆に現況の所に、適当に土を均して、人工芝を張るなら出来ると思います。いや、それなら儲かります。

ただ、そんな施工をする業者は素人か経験の浅い他業種の職人です。

はっきりいえば、その職人さん達もDIY感覚です。レッドカーペットを敷く素人考えと同じです。

なので、そんな業者から施工して貰うのであれば、自分で施工した方が全然安くなります。ほぼ、素人のあなたと変わりませんから。

その人工芝の仕事をする朝に「どうやって張んのや?」って聞いてくるくらいですら。残念!

私が1番心配なのは、そんな業者が施工した人工芝が、当たり前の綺麗な施工だと思ってしまうという事です。本物を知らないのは勿体無いです。

偽ブランドと知らないで、使い続けてたある日、ひょんな事から、それは偽物だと知った時の、そのなんとも言えない恥ずかしさや、周りからも陰では馬鹿にされていたんじゃないだろうかという動揺や、偽ブランドを買わされた怒り、そんな気持ちになった時ありますよね?

人工芝でもそれは当然起きているのです。

それは、まだ何が本物で、何が偽物か、分からない素人だらけなので、まだ恥ずかしくなる事はないですが、それが発覚した時のやっちまった感は一生忘れる事は無いでしょうね。

友達の家に上がった時に、穴の空いてる靴下をどう隠そうかのあの気持ち。

トイレに入ったら、トイレットペーパーが無く、服で拭くか、そのまま拭かないか迷ってしまうあの気持ち。

車のドアを閉めたら、服がはみ出たままなのを知らずに、デカサングラスをかけて、気取って運転して、隣の人がジロジロ見るもんだから、何みてんだよ!そんなに私って可愛かった?と心の中でイキってしまったあの気持ち。

そんな気持ちになるのは、火を見るより明らかです。

本気でちゃんとした施工なら、1平米¥15000はかかると思います。

私は今回の施工法で1平米¥26000の単価に設定しようと思ってます。

うわっ高いと思うか、妥当だと思うかは人それぞれ違うので、ここでは触れません。

ただ、価値観が違うんでしょうね。車も乗れればいい人といい車に乗りたい人、私みたいにいい車に乗りたいけど乗れない人、色々な人がいていいと思います。

そのあなたの価値観に合った人工芝価格や業者を選んでおけばいいのです。

どこかの国のハリボテビルや、見た目は高級ぽっいけどすぐ壊れる車、そんなふうにならない様に気をつけてください。

質の悪い人工芝で金額が高いのはぼったくり。

質の良い人工芝で金額も高いのは普通。

質の悪い人工芝で金額も安いのは普通。

質の良い人工芝で金額も安いのは神。

この4パターンが普通です。どれを選ぶかはあなた次第です。

最後にアドバイスさせて下さい。

作業する業者が下請けなのか、元請けなのか?

材料の仕入れはメーカー?問屋?小売?

施工経験は?

造園業?それ以外?

保証期間は?

このくらいは最低でも考えて下さい。

あと、造園業者が天然の芝生の事をよく知ってます。それ以外の業者はよく知らないと思います。天然に近づけたいのなら・・・わかりますよね?

最後に、人工芝は高いのです!

決して手軽に防草効果と見た目を両立出来る商品ではありません!

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